米大リーグのツインズを自由契約となった西岡剛内野手(28)は9日、大阪市内のホテルで阪神と入団交渉を行った。約1時間半の交渉で条件面のほか、ロッテ時代の背番号7の提示を受け「しっかりした評価を頂いた。自由契約になって一番早く話をもらった球団。熱意というか、感謝している」と好印象を口にした。

 西岡は既にロッテ、オリックスと交渉している。交渉はこの日が最後で11月中に結論を出すという。一方で3球団以外の国内球団と交渉したとし「(結論で)えっ、と思わせることもあるかもしれない」とも話した。

 現在、俊介外野手がつけている背番号を用意し、入団を要請した阪神の中村勝広ゼネラルマネジャーは「決着をみるまで油断はできないが、最大限の誠意を見せた。自信と不安が同居している」と述べた。