<レンジャーズ0-1アスレチックス>◇21日(日本時間22日)◇レンジャーズボールパーク

 レンジャーズのダルビッシュ有投手(26)が2敗目(7勝)を喫した。6回を5安打1失点(自責1)に抑える好投も、打線の援護が得られなかった。

 3回にセスペデスにソロ弾を中堅に運ばれたものの、それ以外の回は三塁を踏ませなかった。ツーシームとスライダーを中心に、要所でチェンジアップとスプリットを織り交ぜ、併殺打を打たせるなど、上々の内容だった。脇腹負傷で故障者リスト(DL)入りしていたピアジンスキー捕手が、この日から戦列復帰を果たし、息の合ったコンビネーションで、同地区宿敵のアスレチックス打線を相手に大量失点を許さなかった。6回を投げて5安打4四死球5奪三振、101球で降板。防御率は2・84。

 本拠地では昨年7月以来の敗戦となったダルビッシュだが、「(降板は)一番今まででダダこねたんですけど、絶対交代しないって(笑い)。みなさんがあまりにも球数にちょっとうるさすぎるので、ワシントンがちょっと傷ついて、続投させてもらえなかったのがすごく悔しいです」とジョークを飛ばす余裕も見せた。