<ヤンキース6-4ドジャース>◇第1試合◇19日(日本時間20日)◇ヤンキースタジアム

 ヤンキース黒田博樹投手(38)がドジャースとのダブルヘッダー第1試合に登板し、今季7勝目をマークした。

 前日に急きょデーゲームの登板に変更となり、調整に不安のある中でのマウンドだった。1回から4回まで毎回安打を許し、4回には先頭から単打と二塁打を浴びて無死二、三塁となった。だが3人目の打者を投直に打ち取り、飛び出した三塁走者を刺す併殺で自らピンチを救った。7回には1死満塁から犠飛と適時打を許して2点を奪われ、途中降板。6回2/3を8安打1四球2三振2失点で、5月17日のブルージェイズ戦以来6試合ぶりの白星となった。

 古巣ドジャースからの勝利は初めてで、これでナ・リーグ15球団すべてから勝利を記録。勝利を挙げていない球団はあとツインズとタイガースのみで、その2球団でメジャー30球団すべてから勝利を挙げることになる。

 黒田は「やっぱり勝ちが付かないより付いた方が気分的に全然違います。(全球団からの勝利は)プレッシャーですね」と笑った。