<マリナーズ0-10ブルワーズ>◇10日(日本時間11日)◇セーフコフィールド

 ブルワーズの青木宣親外野手(31)は岩隈久志投手(32)の前に沈黙した。4打席で無安打に終わり「完全にタイミングをずらされた。制球が抜群」と相手をたたえた。

 日本時代の対戦は3試合で1本塁打を含む12打数8安打と相性が良かった。だが、この日は緩急に翻弄(ほんろう)され、バットの芯で捉えられなかった。

 速球とフォークの球速差が日本時代より少なくなった印象だと言い「メジャーの投手になっていた。勝てる投手だと感じた」と舌を巻いた。

 チームは快勝。青木も九回に1安打を放ち「明日につなげたい」と気持ちを切り替えた。