ヤンキース黒田博樹投手は21日、打撃練習で25球を投げ「投げ始めはいつもしんどい」と苦笑いで振り返った。

 習得を目指すカットボールも試し「1球だけいい球があった」という。コーチらとリリースポイントについて意見を交わし「自分に何がはまるか分からない。いろいろ試しながら投げたい」と意欲的だった。

 もう一度打撃練習で投げ、ゲーム形式での調整に入る見込み。「この時期は手探り。唯一変わらないのはシンカー。それだけは安定している」と腰を据えて調整を続けている。