<オープン戦:ヤンキース4-0フィリーズ>◇1日(日本時間2日)◇フロリダ州タンパ

 ヤンキース田中将大投手(25)がオープン戦に初登板し、2回を2安打無失点に抑え3三振を奪った。

 サバシア、黒田博樹投手の後、5回から3番手でマウンドに上がった。「マサヒロ・タナカ」の名前がコールされるとスタンドから大歓声。登場曲「あとひとつ」が流れる中、投球練習。

 先頭打者ラフへの初球は149キロ直球で空振りストライク。3球目を中前安打されたが、後続を左飛、左飛、空振り三振に仕留め無失点で切り抜けた。最速は151キロをマークした。

 6回は先頭打者をスプリットで空振り三振。続く打者に中前安打を許したが後続を三振、中飛に抑え無失点。

 最速は151キロ、投球数は32だった。

 田中は「ホっとしました。いい緊張感の中でしっかり投球ができました」と話した。