メッツのワーセン投手コーチが12日、松坂大輔投手の通訳を務める日系米国人に対して人種差別的な発言をしたことをキャンプ地のフロリダ州ポートセントルーシーで謝罪した。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、ワーセン投手コーチは差別的意味合いがある「チャイナマン」と呼んだ。同コーチは声明で「軽率な発言をしたことを謝罪します。ユーモアのつもりだったが、間違いで不適切だった」と釈明した。

 松坂は「誰もが誤りをする。すでに謝罪の声明を出している。深く掘り返すつもりはない」と語った。