<オープン戦:レンジャーズ14-8ホワイトソックス>◇16日(日本時間17日)◇アリゾナ州サプライズ

 レンジャーズ・ダルビッシュ有投手(27)がオープン戦4度目の先発を果たし、4回2/3を投げて4安打3奪三振3四球で2失点(自責2)だった。防御率は3・68。

 ツーシームとカットボールを試そうとしたこの日は、全体的に制球に苦しみながらも、3回までは無安打無失点と粘った。4回2死一、二塁から四球で満塁としたところで、8番ニエトに左前2点適時打を許した。

 マウンドに戻った5回は、1死一塁から3番コネルコを左飛に打ち取ったところで84球を数え、予定されていた80球に達したので降板となった。降板後、ブルペンでシャドーピッチングをする姿が見られた。

 ダルビッシュは「ちょっとカットが多すぎて、スライダーもストライクが入らなかった感じ。(ブルペンでのシャドーピッチングは)フォームの確認をしたかった。カットを多く投げて、フォームがちょっと崩れてきていた」と話した。