<オリオールズ2-6レッドソックス>◇2日(日本時間3日)◇オリオールパーク

 レッドソックス上原浩治投手(38)と田沢純一投手(27)がオリオールズ戦に登板し、いずれも無失点に抑えた。

 今季これが初登板となった上原は6-2の9回に4番手で登板。先頭の4番デービスを三塁の捕球エラーで塁に出したが、速球主体の投球で後続を右飛に打ち取った後、6番ウィータースを3球三振に仕留めた。2死一塁からスプリッターがワンバウンドし暴投が記録され2死二塁となった後、遊撃内野安打を許して2死一、二塁としたが、最後の打者を一塁ゴロに打ち取り無失点だった。

 開幕戦に続き2試合連続で登板した田沢は7回、先頭打者に初球を中前打されたが、後続3人を右飛、中飛、空振り三振に退けた。両投手とも1回を1安打無失点、1三振で、いずれも勝敗、セーブなどは付かなかったが、今季初のリレー登板できっちり仕事を果たした。

 上原は「点差があったんでね、それが助かりましたね。(4点差での登板は)去年もそうですから。その気持ちでずっとやってます」と話した。

 田沢は「先頭はちょっと甘かったかなと思いますけど、その後しっかり抑えられて良かったかなと思います」と話した。