<ヤンキース7-4レッドソックス>◇12日(日本時間13日)◇ヤンキースタジアム

 ヤンキース黒田博樹投手(39)が、レッドソックス戦に登板し今季2勝目(1敗)を挙げた。

 立ち上がりに苦しみ、2回には先頭打者に右前打を許した後、2ラン本塁打を浴びた。だが3回以降は昨季までほとんど投げなかったカーブを有効に使うなどして立て直し、3~6回はわずか2安打で無失点と好投。7回に2四球を出したところで1死一、二塁で降板し、救援が適時打を許したため、黒田は6回1/3を6安打、3四球、5三振で4失点だったが、打線の援護を得て勝利投手となった。

 黒田は珍しく援護を得たことに「なかなかこういう展開で勝つっていうのも経験することがないんで、それはそれで割り切って次に向けて準備したいと思います」と話した。

 イチロー外野手(40)は、9回に右翼の守備固めで途中出場した。守備機会はなかった。