右手中指を痛め故障者リスト入りしている、マリナーズ岩隈久志投手が12日、シアトルの本拠地球場で負傷後2度目のブルペンに入り、投球練習を行った。

 前回のカーブに加え、この日はスライダーも交えて44球。復帰に向け着実に前進する岩隈は「(中指は)気になることなく投げられた。いろいろなものをクリアして早くゲームに入れる状態にしたい」と意気込んだ。

 見守ったウエーツ投手コーチは「試合に近い球を投げていた」と評価。15日に再びブルペン入りし、18日に実戦形式の練習で登板するという。