<メッツ4-3ブレーブス>◇20日(日本時間21日)◇シティフィールド

 メッツ松坂大輔投手(33)が、ブレーブス戦で初の2連投で延長11回に救援登板し、3回を無失点、5三振と好投し勝利に貢献した。

 11回の打者2人目にはこの日2つ目の三振を奪い、日米通算2000奪三振を記録した。

 前日に続いてブルペンに入った松坂は、延長10回からこの日2度目のウォームアップを行い、3-3の11回に連投のマウンドに上がった。先頭打者に四球を与えたが、緩急を使った巧みな投球で2人目以降はすべて3者連続空振り三振に退ける圧巻の投球だった。

 続投した12回の先頭も空振り三振で4者連続三振をマークして、最初に四球以降は打者9人を連続凡退して3回を無安打、1四球、無失点で、5三振だった。勝敗などは付かなかった。

 松坂は「自分のポジションは分かってますし、準備だけは怠らないようにと思ってやっています。リリーフに専念する気持ちはないです」と話した。