米大リーグ機構は24日、違反物質の松やにを使って不正投球を行ったヤンキースのマイケル・ピネダ投手に対し、10試合の出場停止処分を科した。同投手はこの日の試合前に「大きな間違いを犯した。申し訳なく思う」と謝罪し、処分を受け入れる意向を示した。同日のレッドソックス戦から適用され、5月5日のエンゼルス戦から復帰が可能となる。

 4月23日にボストンで行われたレッドソックス戦に先発した際、2回に首筋に付けていた松やにを球審に確認されて退場処分を受けた。右腕は試合後に自ら使用を認めた。黒田、田中らとともに開幕から先発ローテーションの一角を担った25歳のピネダは、今季4試合に先発し、2勝2敗、防御率1・83。