<ヤンキース7-12メッツ>◇13日(日本時間15日)◇ヤンキースタジアム

 メッツ松坂大輔投手が5回途中から2番手で登板。3回2/3を1安打1失点に抑える好投を見せ、今季初勝利を挙げた。

 11-5とリードした5回1死一、二塁で2番手で登板した松坂は、7番ソラーテを低めのカッターで左飛、8番ジョンソンを外角のカッターで見逃しの三振に仕留めピンチを脱した。

 6回は9番ロバーツを速球で遊ゴロ、1番ガードナーを速球で遊飛、2番ジーターをカッターで空振り三振に打ち取り3者凡退。

 7回は先頭の3番エルズベリーをストレートの四球で歩かせたが、4番テシェイラをカッターで見逃し三振、5番マッキャンを速球で右飛、6番ソリアーノをカッターで見逃し三振で無失点で切り抜けた。

 8回は先頭の7番ソラーテに高めの速球を右翼へソロ本塁打を浴び、8番ジョンソンには四球。無死一塁となったが9番ロバーツを遊ゴロ併殺、1番ガードナーを低めの速球で中飛に打ち取り、失点を最少にとどめた。

 投球内容は3回2/3を投げ1安打2四球4三振1失点で、防御率は2・60。

 メッツは12-7で勝ち、ロングリリーフの松坂に白星が付いた。

 メジャー初の救援での勝利投手となった松坂は「あの場面からの登板は、予想はしていなかったですけど。僕じゃないと思っていました。今日はちょうど父親の誕生日だったので、よかったです」と話した。