<ヤンキース3-1ツインズ>◇5月31日(日本時間6月1日)◇ヤンキースタジアム

 ヤンキース田中将大投手が8回1失点(自責点0)の好投を見せ、味方打線の援護もあって8勝目(1敗)を挙げた。

 初回、失策と自らの暴投などで2死三塁とされ、4番ウィリンハムに外角の速球を右前打され先制点を許したが、2回以降は持ち前の修正力を発揮。3回無死二、三塁のピンチでは3番マウアーを空振り三振、4番ウィリンハムを二飛、5番アルシアは気迫のこもった外角速球で見逃し三振に仕留めた。雨が降り出した6回無死一塁のピンチも併殺で切り抜け、8回までスコアボードに0を並べた。

 投球内容は8回を投げ、4安打1失点(自責点0)2四球9三振で、防御率は2・06。

 打線も田中の好投にこたえ、4回にソラーテが同点ソロを放ち、8回には1死一、三塁からマキャンが勝ち越しの適時打。ここで雨が強くなり試合は34分間の中断。再開後の2死満塁でジョンソンが二安を放ち3点目を挙げ、9回は守護神のロバートソンが無失点に抑え3-1でヤンキースが逆転勝ちした。

 ヤンキース・イチロー外野手は8回に代走で出場し、そのまま右翼の守備に就いた。