<ナショナルズ0-2レンジャーズ>◇1日(日本時間2日)◇ナショナルズパーク

 レンジャーズ・ダルビッシュ有投手(27)が今季10度目の先発に臨み、5勝目(2敗)を挙げた。

 8回を投げて5安打2四球12奪三振で無失点。防御率を2・08とした。

 序盤はフォーシーム、後半はツーシームの速球主体で攻めた。初回にいきなり2死一、三塁のピンチを迎えるが、5番ラモスをこの日最初の三振に仕留めて切り抜ける。ここから3回先頭まで5者連続三振とすると、6回まで毎回三振を記録し、降板するまでに合計12奪三振とした。

 3回と6回にも得点圏に走者を進めたが、落ち着いた投球で要所を締め、7回に味方打線がマーティンの先制ソロ弾で得点するまで待った。

 今季初めて立った打席では、積極的にバットを振ったが安打を記録することはできず。遊ゴロ、左飛、見逃し三振だった。

 ダルビッシュは「(登板回避の後だったが)早い回で降りなくて、チームに勝ちをつけることができてよかった。(打席に立って)ちょっと若干疲れる部分はありましたけど、ちゃんと本業の方で出来たので、よかったと思います」と話した。