<ヤンキース2-5アスレチックス>◇3日(日本時間4日)◇ヤンキースタジアム

 ヤンキース黒田博樹投手(39)がアスレチックス戦で好投したが、勝敗は付かなかった。

 この日は立ち上がりから安定し、走者を出した2回と4回はいずれもゲッツーで切り抜け、最後までピンチらしいピンチはなかった。5回先頭の4番モスにソロ本塁打を浴びたものの、6回2/3を2安打、1四球、2三振で1失点と好投。速球は最速で94マイル(151キロ)を計時した。2-1とリードし勝利投手の権利を得ての降板だったが、救援投手が打たれた。

 黒田は今季4勝3敗、防御率4・27。この日の投球について「自分なりには納得ができるピッチングができましたし、しっかりゲームが作れたんで、そういう意味では良かったかなと思います」と話した。

 イチロー外野手(40)は8回守備から右翼で途中出場し、8回2死三塁の打席では左飛に倒れて1打数無安打だった。