<メッツ6-2ブルワーズ>◇10日(日本時間11日)◇シティフィールド

 メッツ松坂大輔投手(33)がブルワーズ戦で今季3度となる先発マウンドに上がり、今季3勝目を挙げた。

 リーグ2位の勝率をマークする強打のチームを相手に、立ち上がりは制球に苦しんだ。2番ブラウン、4番ゴメスに四球を出すなど、初回は22球を費やした。4回には死球で走者を出し、次打者の7番オーバーベイに一塁線を抜く適時二塁打を許し1失点。だがその後は粘りの投球を続け、6回先頭打者の強襲ライナーを右太もも裏側に受けたが、その回を最後まで投げきった。6回を投げ3安打4四死球5三振1失点で、白星は5月25日のダイヤモンドバックス戦以来。今季は3勝0敗、防御率2・95となった。

 チームは2回に2番マーフィーの2ランで先制、6回に7番ティーガーデンの満塁弾で追加点を入れ快勝。連敗を6で止めた。

 松坂は「チームがこういう状況のときは、僕のような経験のあるピッチャーが何とかしないといけないと思っていたので、結果、勝てて良かったと思います。(太ももは)たぶん明日の方が痛いと思います。今は大丈夫ですけど」と話した。