<マリナーズ4-5レッドソックス>◇25日(日本時間26日)◇セーフコフィールド

 マリナーズ岩隈久志投手(33)がレッドソックス戦で今季最短KOされた。

 4回を投げて8安打1四球3奪三振で5失点(自責5)。4敗目(5勝)を喫し、防御率は3・48となった。

 この日は最速92マイル(約148キロ)をマークするなど、球の調子自体は悪くなかった。だが、初回2死一塁からオルティスに低め速球を先制2ランとして右翼席へたたき込まれた。続く2回を3者凡退に抑えると、直後に味方打線が2本塁打を含む3連打で3得点。1点のリードをもらった3回再びつかまった。先頭ブラッドリーから3連打で同点に追いつかれると、1死一、二塁からオルティスの右前打で1失点し、逆転された。4回も3者凡退に抑えたが、マウンドへ戻った5回に2連打と1四球で無死満塁としたところで80球で降板した。

 岩隈は「(初回オルティスの本塁打)痛いミス。そこから狂っていったのかなと。一つ一つの球自体はすごくよかったので、その中でボールをコントロールをできなかった、ゲーム自体をコントロールできなかったのが、すごく悔しいところ」と話した。