<アストロズ2-13マリナーズ>◇1日(日本時間2日)◇ミニッツメイドパーク

 マリナーズ岩隈久志投手(33)が大量援護を受けて今季6勝目(4敗)を挙げた。6回を投げて7安打7奪三振で1失点(自責1)。防御率は3・33となった。

 2点の援護を受けて迎えた初回は、先頭アルテューベとプレスリーに連打され、後続の適時打で1失点。制球が定まらずに23球を要する幕開けとなったが、打者2巡目を迎えた3回からボールが低めに集まるようになり、流れに乗り始めた。

 2回以降は走者を背負っても二塁を踏ませることはなく、粘り強い投球を披露。6回を投げ終えて83球(64ストライク)だったが、6回と7回に味方打線が合計9点を追加して12−1となったため、無理をせずに降板となった。

 岩隈は「今日は勝てたことがすごくよかった。たくさん点を取ってもらいました。自分のピッチングができた感覚ではないんですけど、とにかくバッター1人1人に腕を振って勝負しにいった結果、なんとか最少失点で抑えることができたかなと思います」と話した。