<レッドソックス4-3ホワイトソックス>◇10日(日本時間11日)◇フェンウェイパーク

 レッドソックス上原浩治投手は3-1の9回1死一塁でギラスピーに痛恨の同点本塁打を浴びた。「甘かった」というスプリットをすくわれ、右翼ポール際に運ばれた。

 嫌な流れはあった。先頭打者を一塁ゴロに打ち取ったが、自身のベースカバーがやや遅れ、一度はアウトになった判定がビデオで内野安打に覆っていた。

 悔しさをにじませて試合を見守り、チームは延長十回、2試合連続でサヨナラ勝ちを収めた。「(右翼の狭い)この球場だから本塁打になったと割り切って切り替える。」と引きずらなかった。