<オリオールズ3-2ヤンキース>◇11日(日本時間12日)◇オリオールパーク

 ヤンキース黒田博樹投手(39)がオ軍戦に先発し、7回3安打2失点3奪三振と力投したものの、勝敗はつかなかった。

 球数は103球。

 防御率は4・10。

 序盤から力強い投球で、3回まで無失点に封じた。だが、2点リードで迎えた4回、死球とジーターの拙守(記録は安打)、暴投、犠飛などで同点に追い付かれた。

 もっとも、その後は踏ん張り、2-2の同点で迎えた7回を投げ切り、交代した。

 田中離脱直後で、黒田にとって球宴前最後の先発。「大事な試合なのは分かっていましたし、勝たなきゃいけない試合。点の取られ方はもったいなかったですが、それ以降は良かったと思います」と振り返った。

 試合は、2-2のまま、延長戦に突入し、10回裏、ヤ軍がサヨナラ負け。貯金を使い果たし、勝率5割となった。