<メッツ5-4マーリンズ>◇12日(日本時間13日)◇シティフィールド

 メッツ松坂大輔投手(33)が今季最多120球を投げる力投を見せたが、勝敗は付かなかった。6回を投げて4安打4四球10奪三振で4失点(自責4)。防御率を3・55とした。

 落ち着いた立ち上がりを見せた。3回に先頭ヘチャバリアに中越え二塁打を許した後、1死一、三塁としたところで、ソラーノを三ゴロとしたが、味方失策で失点した。なおも1死一、二塁のピンチだったが、スタントン、マギーを連続空振り三振に仕留め、さらなる失点を防いだ。5回には2死からエリッチにソロ弾を浴びたが、直後の攻撃で味方打線が同点に追いつく。だが、6回に1死一塁から2連続二塁打で2失点。2点をリードされながら降板したが、味方打線が7回に同点に追いつき、8回に勝ち越しに成功し、黒星は消えた。

 松坂は「チームが勝ってホッとしています。(今季最多10奪三振)取りたい場面はありました。取りたい場面で取れたところと取れなかったところとありましたけど」と話した。