右肘手術からの復帰を目指す、カブス藤川球児投手は27日、傘下マイナー、3Aアイオワの一員としてアイオワ州デモインで行われたメンフィスとのダブルヘッダー第2試合に救援登板し、1回を1安打無失点だった。

 マイナーでのリハビリ登板は10試合目。21日に合流した3Aで初めて2日連続で登板した。6回に3番手で投げ、遊ゴロ2つで簡単に2死を奪った後、当たり損ねの中前打を許したが、最後は空振り三振に仕留めた。

 藤川は「メニューとしてのリハビリ登板は一応終わった」と話した。メジャーに復帰する時期については「自分で決められない」としたが、体調面は問題なく「普通にゲームに投げられる状態」と意欲を見せた。