右肘を痛めて故障者リスト(DL)入りしている松坂大輔投手(33)が1日、ニューヨークでのジャイアンツ戦前の全体練習に加わり、故障後初めてキャッチボールを行った。

 キャッチボールは外野で約10分間。軽めながらテンポ良く投げ込み、距離は約30メートルまで伸びた。松坂は「きょうは大丈夫だった。(投げた後の)反応を見てみないと分からない」と慎重に話したが、表情は明るかった。

 松坂は2回を投げた7月24日のブルワーズ戦後に異常を訴え、26日にDL入り。今季は先発9試合を含む28試合に投げ、3勝3敗1セーブ、防御率3・87。