<ロイヤルズ3-11アスレチックス>◇12日(日本時間13日)◇カウフマンスタジアム

 ロイヤルズは連勝が8で止まったが、ロイヤルズ青木宣親外野手は攻守に持ち味を発揮した。

 本格派左腕のレスターを相手に3回に遊撃内野安打。5回1死三塁でも三遊間への緩い当たりが適時内野安打となって打点を稼いだ。外角主体の配球だったレスターと対した3打席はいずれも左方向へ打ち返した。「外角低めに何球も続けて投げられる投手。ボール球でも強引に打ちにいった」と振り返った。

 守備でも9回、大飛球をフェンス際でジャンプして好捕。大差をつけられた試合となったが「最後までしっかりプレーするのは大事なこと」とうなずいた。

 8月の成績は打率が3割4分3厘で、出塁率が4割を超える。ア・リーグ中地区で首位に立ったチームで存在感が高まっている。