レンジャーズは13日、ダルビッシュ有投手(27)を右肘の炎症のため15日間の故障者リスト(DL)に入れた。14日に磁気共鳴画像装置(MRI)による精密検査を受ける。首を痛めた3月に続いて今季2度目のDL入り。

 球団によると、先発した9日のアストロズ戦の2日後に右肘に少し張りを感じたという。12日にチームドクターの診察を受け、肘周辺の筋肉の炎症と診断された。13日はトレーナーが見守る中、15分ほどのキャッチボールを本拠地球場で行ったが、状態が思わしくないと判断された。

 ダニエルズ・ゼネラルマネジャー(GM)は「あすのMRIで確認するが、2試合の先発を飛ばすだけで収まればいいが」と話した。

 ダルビッシュは大リーグ3年目。今季は22試合に先発し、10勝7敗、防御率3・06の成績。昨年7月には首から背中に広がる右僧帽筋の張りで初めてDLに入った。

 今季はヤンキースの田中将大投手(25)も右肘の故障で戦列を離れている。