ヤンキースのジラルディ監督は19日、右肘を痛めて故障者リスト入りしている田中将大投手が故障後2度目となるブルペン投球を20日(日本時間21日)に行うことを明らかにした。

 順調に復帰へのステップを踏んでいる右腕はこの日、本拠地ヤンキースタジアムでのアストロズ戦前に約5分間の軽めのキャッチボールをこなした。

 ロスチャイルド投手コーチによると、田中は試合がなかった18日にヤンキースタジアムを訪れ、故障後初めてとなる変化球を平地で投げたという。投本間ほどの距離で相手を座らせ、スライダーとスプリットを5球ずつ投じた。

 また、田中は19日に球場を訪れた男子ゴルフのスター選手タイガー・ウッズ(米国)とダッグアウト裏で初対面し、あいさつを交わした。