<ロッキーズ4-7ロイヤルズ>◇19日(日本時間20日)◇クアーズフィールド

 ロイヤルズ青木宣親外野手はこの日、打席での粘りが光った。1-2の7回2死一塁、2球で追い込まれてから四球を選ぶ。次打者の右翼線二塁打で一塁から俊足を飛ばし、間一髪で生還。「アウトかな、くらいのタイミングなら(本塁に)行った方がいい。捕手の捕球からタッチの間に3~4歩走れる」と説明した。

 守っては2回に前方へのライナーを回転しながら好捕し「ちゅうちょせず(前に)出られた」と胸を張る。無安打ながら持ち味を発揮し、チームの70勝目に貢献した。