右肘を痛めて故障者リスト(DL)入りしている米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手(25)が23日、故障後初めて打撃練習に登板した。

 ホワイトソックス戦前のヤンキースタジアムでチームメート2人を相手に計35球を投げた。

 ジラルディ監督らが見守る中、2イニングを想定して休憩を挟み、20球と15球。変化球を交え、2イニング目は捕手とサイン交換もした。

 7月9日にDL入りし、右肘靱帯(じんたい)の部分断裂が判明した田中将は順調に回復し、ブルペンでの投球練習を2度行った。

 今後は日本のシート打撃に相当する実戦形式の打撃練習に登板し、マイナーでのリハビリ登板へと調整を進めていく予定で、9月中の復帰を目指している。

 メジャー1年目の今季は12勝4敗、防御率2・51の好成績。