ヤンキース田中将大投手(25)が、6日(日本時間7日)にブルペンでの投球練習を再開することが決まった。

 8月28日に実戦形式の登板を行って以来の傾斜のあるマウンドでの投球となる。右肘靱帯(じんたい)の部分断裂で7月9日に故障者リスト(DL)に入った田中は、前回の実戦形式の登板翌日に腕全体の張りを訴え、リハビリペースを遅らせていた。

 ジラルディ監督は「次のステップは、ブルペンでの投球がうまくいってから決める」としたが、今季中には試合で登板させる見通しを示し「(試合で投げて大丈夫かどうかの確認を)来春まで待つことはできない」と話した。