<レンジャーズ5-7マリナーズ>◇5日(日本時間6日)◇グローブライフパーク

 マリナーズ岩隈久志投手(33)が自己最多タイとなる14勝目(6敗)を挙げた。

 5回1/3を投げて7安打5奪三振1四球で3失点(自責3)。防御率は2・97。

 3回まではテンポよくアウトを重ねた。2回1死からはルアの鋭いピッチャー返しに機敏に反応し、一歩間違えれば頭に直撃しそうだった打球をグラブでしっかり捕球し、アウトを取った。また、3回2死からはマルティンに一ゴロを打たせ、一塁ベースカバーに入ったが判定はセーフ。これに対してマ軍マクレンドン監督がビデオ判定を要求した結果、判定は覆ってアウトとなった。

 2点リードで迎えた4回に2死一、二塁からオドールに中前適時打を許して1失点。5回には先頭から3連打された後、併殺打の間に1点を失った。

 味方の援護に恵まれて7-2で臨んだ6回、先頭ベルトレに右前打を許し、次打者を三ゴロに打ち取って、1死二塁としたところで83球で降板した。後続が2ランを浴びたため、岩隈の残した走者も生還した。

 岩隈は「いい感じでボールは投げれたと思いますし、スプリットも落ちていた。テキサス打線がしっかり振れていたなっていうのを感じました。(14勝)なんとか並ぶことができましたので、超えていけるように調整して、自分のピッチングができるように頑張りたいなと思います」と話した。