<ブルージェイズ11-1カブス>◇10日(日本時間11日)◇ロジャーズセンター

 7回1死一、二塁でマウンドに上がったカブス藤川球児投手は、3安打を浴びるなど3失点とつかまり「なかなか難しい勝負だった。負けですね」と悔しさを押し殺すようにして言った。

 いきなり32本塁打のバティスタと対戦。「ゴロを打たすためにフォークで誘ったけど、1球も振らなかった」と四球を選ばれて満塁に。続く30本塁打のエンカーナシオンに痛烈な当たりの中前適時打を浴び「レベル高いです」。30発コンビの迫力を肌で感じ「ものすごくハードルの高い2人だった。さすがでした」と脱帽するしかなかった。