<メッツ2-6ナショナルズ>◇11日(日本時間12日)◇シティフィールド

 メッツ松坂大輔投手(33)が、12日ぶりに登板し3回を無失点と好投した。

 4回、先発コローンが2ランを浴びた直後にワースに死球をぶつけ退場。松坂が急きょ登板した。肩を作る時間が十分ない中で無死一塁で登板。いきなり当たっている4番ラローシュと対戦し1球で左飛に。その後2者連続四球を与えたが最後は併殺打に仕留めた。5回以降は徐々に安定感を増し、3回を1安打3四球で無失点、1三振だった。

 松坂は右肘炎症で故障者リスト(DL)入りした後、8月28日に復帰したが、同30日の登板の後、再び右肘痛を訴え消炎剤の注射を受けた。5日に再度復帰したが、この6試合は登板機会がなかった。

 チームは先発コローンが4回途中までに6失点でKOされ、救援陣がその後を抑えたものの攻撃及ばず、連勝は4で止まった。コローンが退場となった後、抗議したコリンズ監督も退場処分を受けた。

 コリンズ監督は「審判と故意死球かどうかで言い争った。コローンは制球が悪かった」と話した。