米大リーグは12日、昨季ア・リーグで本塁打、打点の2冠を獲得したオリオールズの一塁手、クリス・デービス(28)を薬物規定違反のため25試合の出場停止処分としたと発表した。興奮剤のアンフェタミンに陽性反応を示した。

 左打ちの強打者デービスは昨季、打率2割8分6厘、53本塁打、138打点の活躍で初のタイトルを獲得した。今季は127試合で打率1割9分6厘、26本塁打、72打点の成績。チームはア・リーグ東地区で首位に立っているが、レギュラーシーズンの残り全試合に加え、プレーオフに進出した場合でも最初の8試合は出場できない。