<パイレーツ7-3カブス>◇12日(日本時間13日)◇PNCパーク

 カブス和田毅投手(33)が今季11度目の先発に臨み、5回途中4失点で降板し、3敗目(4勝)を喫した。

 4回1/3を9安打2奪三振2四球4失点(自責4)。防御率は3・34。

 パイレーツ打線に粘られた。初回は2安打を許しながら無失点に抑えたが、2回に2死三塁から不運な二塁内野安打で先制点を許す。3回は先頭ハリソンに9球粘られた末に左前打され、1死一、二塁からウォーカーの中前適時打で1失点。4回にバエツの8号ソロ弾で1点差としてもらったが、その裏に2四球で2死一、二塁とした後で中前適時打を許して1点を追加された。再び1点差に迫った5回は先頭ウォーカーを遊飛に打ち取ったが、続くタバタに右三塁打を浴び、83球で降板した。

 和田は「単純に僕自身の状態がよくなかったので、こういう結果になってしまいました。今年1番真っすぐがいってないという感じくらい真っすぐがいっていなかった。よくこれだけヒットを打たれた中で3、4点でなんとか収まったなと。ラッキーな部分もあったと思います」と話した。