ヤンキース田中将大投手(25)が、明日21日(日本時間22日)のブルージェイズ戦での復帰登板を控え、心境を明かした。

 「肘のこういうケガは初めてだったので、どれくらいで戻れるかっていうのは、正直全然先は見えなかったですけど、今シーズン中に戻れたっていうこと、それに対する喜びはあります」とし「投げながら、イニング、球数を重ねていく度に安心だとか、大丈夫かな、いけるかなという思いが出てくるのかな」と話した。

 田中は7月8日のインディアンス戦登板後、右肘靱帯(じんたい)に部分断裂が見つかり、手術を受けずに強化トレーニングとリハビリを行い、復帰を目指してきた。今季は12勝4敗、防御率2・51で、明日が今季19度目の登板。ジラルディ監督は「一番理想的なのは、5回、75球を投げてもらうことだ」と話した。