<インディアンス1-7ロイヤルズ>◇23日(日本時間24日)◇プログレッシブフィールド

 ロイヤルズ青木宣親外野手(32)が、インディアンス戦に「2番右翼」で出場し、二塁打を放ち、3試合連続安打とした。3回2死無走者で153キロの速球をとらえ三塁線を抜いた。1回は空振り三振、5回は左飛、6回は投ゴロで4打数1安打だった。7回の守備から交代した。

 チームは試合中盤で打線が爆発し、快勝。試合終了後は、ちょうど地区首位タイガースがホワイトソックス戦で9回表に同点に追いつかれ、チーム全員で固唾(かたず)をのんで試合のゆくえを見守った。結局、タイガースがサヨナラ勝ちし、ロイヤルズは1ゲーム差2位のままだった。

 青木は「ここまで他チームのことが気になるっていうのもなかなかないんでね。でも、自分たちがやるべきことは勝つこと、それだけだと思う」と話した。