<ブルワーズ2-1カブス>◇27日(日本時間28日)◇ミラーパーク

 カブス和田毅投手(33)が今季最終先発に臨み、4敗目(4勝)を喫した。5回を投げて8安打4奪三振1四球で2失点(自責2)。防御率は3・25となった。

 初回と2回は走者を背負ったものの無失点に抑えたが、味方が1点を先制した直後の3回裏、先頭ゴメスに内角速球を左中間本塁打された。4回は3者凡退に仕留めたが、5回に2本の二塁打で1点を勝ち越されてしまう。マウンドに戻った6回、先頭ウィークスに左越え二塁打を許したところで88球で降板した。

 和田は「今の状態でできることをしっかりやろうと、それだけだった。何とか粘るということだけを考えてやっていました。(今季は)大きなケガもなく肩肘を痛めることもなく、今日まで投げることができた。今までのこの2年を考えれば、いいシーズンだったと思います」と話した。