24日(日本時間25日の)第3戦でジャイアンツの先発マウンドを託されるのは通算214勝のハドソン。過去にアスレチックス、ブレーブスでプレーした39歳の右腕はメジャー16年目で初のワールドシリーズ登板となる。「キャリアを通じてここで投げるのが夢だった。でも野球は野球。感情をしっかり制御して自分の投球をしたい」と落ち着いた口調だった。

 ボウチー監督は「彼ほどすごい経歴の投手が初めてワールドシリーズに投げる。彼も喜んでいるがわれわれも喜んでいる。どんな試合でも先発が長く投げてくれるのが鍵だ」と期待を込めた。