ロイヤルズ青木宣親外野手はワールドシリーズ第7戦での敗退から一夜明けた30日、本拠地カンザスシティーのカウフマンスタジアムでイベントに参加した。

 1時間ほどしか眠れずに球場を訪れたという青木は「最高に悔しくて、最高に楽しかった」と最高峰の舞台を振り返り「いろんなことを経験した1年。さらにステップアップできるようにしたい」とも話した。

 イベントではヨースト監督やチームメートとファンの前に登場。マイクで「みんな最高。本当にありがとう」と英語でスピーチし、喝采を浴びた。

 イベントの後はロッカーを整理した。今季は打率2割8分5厘、1本塁打、43打点。フリーエージェント(FA)となり、ロイヤルズも含めた全30球団との交渉が可能になる。「シーズンが終わったばかりで考えてはいないけど、何となくホームのクラブハウスや球場は目に焼き付けておきたい」と感慨に浸っていた。