カブスは10月31日、リック・レンテリア監督(52)を解任し、今季限りでレイズを退団したジョー・マドン氏(60)を新監督に迎えると発表した。

 マドン氏は2008年にレイズを初のワールドシリーズに導くなど9年間で4度プレーオフに進出し、08、11年にア・リーグの最優秀監督賞を受賞した。レイズとの契約を1年残していたが、解除を申し入れ退団した。

 今季が1年目だったレンテリア監督は契約を2年残しての退任。和田毅投手、藤川球児投手と2人の日本投手が在籍した今季は73勝89敗でナ・リーグ中地区の最下位だった。カブスは1908年以来ワールドシリーズ優勝がない。