米大リーグの最優秀選手(MVP)が13日に発表され、ナ・リーグは21勝(3敗)を挙げたドジャースのカーショー投手が、サイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に続いて選出された。同時受賞は史上11人目。

 ア・リーグは最多の111打点を挙げたエンゼルスの23歳、トラウト外野手が全米野球記者協会会員の30の1位票を独占して選ばれた。史上5番目の若さでの受賞。

 26歳のカーショーは4年連続防御率1位となる1・77、239奪三振を記録し、地区優勝に貢献した。2位はスタントン外野手(マーリンズ)、3位はマカチェン外野手(パイレーツ)。ナで投手がMVPに選ばれたのは1968年以来だった。

 トラウトは打率2割8分7厘で36本塁打を放ち、16盗塁もマーク。今季のオールスター戦のMVPにも輝いている。2位は指名打者のV・マルティネス選手(タイガース)、3位はブラントリー外野手(インディアンス)。日本選手への投票はなかった。