米大リーグのウインターミーティング最終日は11日、サンディエゴで行われ、タイガースがレッドソックスからトレードで強打の外野手セスペデスらを獲得した。レッドソックスには先発右腕ポーセロが移籍する。ヤンキースからフリーエージェント(FA)になったイチローら日本選手の契約成立はなかった。

 セスペデスはキューバ出身で今季途中にアスレチックスから移籍し、両チームで打率2割6分、22本塁打、100打点。ポーセロは今季リーグ最多の3完封を含む15勝を挙げた。タイガースはレッズとの間でもトレードを成立させ、遊撃手スアレスらとの交換で15勝右腕シモンを獲得した。

 また米メディアによると、パドレスは5人が動くドジャースとのトレードで通算182本塁打の外野手ケンプを獲得。ツインズはブレーブスからFAの右腕サンタナと4年契約に合意した。レッドソックスはカージナルスからFAの右腕マスターソンと合意し、ダイヤモンドバックスからトレードで左腕マイリーを獲得した。