巨人やヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(40)が27日、「サワコの朝」(TBS系)にゲスト出演し、長男について「早くキャッチボールがしたい」と父親の顔を見せた。

 現役を引退してから約2年が経過した松井氏は現在米ニューヨークを拠点に生活。近況について「今はこれと言って決まっていることはない」ことを明かすと、同番組のMCであるエッセイストの阿川佐和子氏(61)から「定職はない?

 ぷーちゃん?」と突っ込まれ苦笑い。

 今後について問われた松井氏は「解説者に魅力はあまり感じない」「やっぱり野球はやるもの」ときっぱりと語り、「グラウンドに立っている方がいい」と指導者としての意欲を見せた。

 私生活について聞かれると、あまり私生活を語らない松井氏にしては珍しく、2013年3月に誕生した長男について「米国ではよく一緒に散歩する」と明かす。「将来、野球選手になりたいと言いだしたら?」との問いには「うれしい気持ちはあると思う」としつつ、「微妙ですね。簡単ではない。どこを目指すかによる」と複雑な表情を浮かべる。

 ただ、自身が幼少時代に父親と初めてキャッチボールをした時に「ワクワク感があったことを今でも覚えている」そうで、長男と「早くキャッチボールがしたい。逆の立場でやりたい」と父親らしい顔を見せた。