ロイヤルズからFA(フリーエージェント)になっていた青木宣親外野手(33)が20日(日本時間21日)、ジャイアンツと正式契約を結び、本拠地AT&Tパークで入団会見を行った。複数の米メディアによると、契約年数は1年で年俸400万ドル(約4億6800万円)。2年目は球団側が選択権を持つ。

 日米約40人の報道陣が集まった会見には、共同オーナー兼社長のラリー・ベアー氏、ボビー・エバンスGM補佐が同席。ジ軍のユニホームに初めて袖を通した青木は、「サンフランシスコ・ジャイアンツの一員になれて興奮している」と英語であいさつした。さらに、「伝統のある球団。チームが一丸となって戦っているし、本当に強いチーム。毎年、世界一を狙えるチームだと思う」と、ジ軍入りを決断した理由を語った。

 背番号は、ヤクルト、ロイヤルズ時代にも付けていた「23」に決まった。