マーリンズ移籍の決まったイチロー外野手(41)の通算安打記録に23日付の米メディアが注目している。

 地元紙のサウスフロリダ・サンセンチネル(電子版)は、若手の好選手が外野にそろうマーリンズでは、イチロー外野手の打席数が昨季の385に届かないと予測。出場機会が減っても安打を重ねている実力を認めつつも、あと156本に迫った大リーグ通算3000安打の今季中の達成は「はるか遠い」としている。

 一方、球団公式サイトは「1年契約ではあるが、3000安打が近づけば球団が契約を2016年まで延長する可能性もある」とチームに節目の記録達成を援護する用意があるとみる。

 また同サイトはマリナーズで4年間同僚だったモース内野手や、ヤンキースでともにプレーしたプラード内野手やフェルプス投手らと再びチームメートになることに触れ「よく知った顔をクラブハウスで見ることになる」としている。