<カブス3-4ブルワーズ>◇1日(日本時間2日)◇リグリーフィールド

 カブス福留孝介外野手(31)がメジャー初の4打数4安打で、打率を3割5分3厘とし、ナ・リーグ打率部門で6位に浮上した。2回、右前打から“福留劇場”が幕を開けた。4回には初球カーブを右前へ。6回には詰まった打球が投手前へ転がる間に内野安打。8回には、粘り強さを生かして8球目チェンジアップを右前に運んだ。

 ペリー打撃コーチは福留の打撃を「投球ごとに対策が立てられる」と評価した。本塁憤死にけん制死と走塁ミスはあったが、守備でも光った。6回には右中間の飛球で中堅手と交錯(記録は中堅手の失策)して走者を出した。だが右前打からのホーム返球でタッチアウト。9回にも本塁で走者を刺し2補殺を記録した。

 開幕以来の活躍にカ軍OB2人の「ミスター・カブス」が絶賛。アーニー・バンクス氏から「トモダチ!」と激励され、現在カ軍傘下1A監督のサンドバーグ氏は「英語をあまり話せなくても、フクドメはチームのリーダーだ」と拍手を送った。9回に逆転を許して痛い敗戦で「勝てる試合だった」と思わず本音を漏らしたが「勝つために何をするか。自分たちの野球をやらないと」と切り替えていた。(シカゴ=佐藤直子)