<フィリーズ6-5ジャイアンツ>◇2日(日本時間3日)◇シチズンズバンクパーク

 ジャイアンツ藪が赤鬼マニエルに憤慨した。フィリーズ戦で味方が延長10回表に1点勝ち越し、勝利をほぼ確信した矢先。その裏2死一塁の場面でマニエル監督がタイムを取り、“怒りキャラ”そのままにストライクの判定に抗議し、試合が一時中断した。直後にサヨナラ2ランを打たれ、藪は「わざと間を空けにきたところがありましたよね。嫌な感じ。フェアじゃない感じがします」と悔しがった。

 藪自身はきっちり仕事を果たした。3点を追う5回から登板し、1四球を出したものの、2番から始まる強力打線をぴしゃり。2回無安打無失点で防御率を3・06まで上げ、ボウチー監督は「ヤブが素晴らしい仕事をしてくれたから追いつけた」と称賛した。藪は「言われたら、いつでもいけるように用意していなければならない立場ですから」と謙虚だが、チーム内での存在感は大きくなりつつある。(フィラデルフィア=水次祥子)