<フィリーズ6-5ジャイアンツ>◇4日(日本時間5日)◇シチズンズバンクパーク

 ジャイアンツ藪恵壹投手(39)がフィリーズ戦で、不運の2敗目を喫した。同点の9回裏、2死一、二塁でボテボテのゴロを打たせ、延長に持ち込んだと確信したその時だった。「ベンチに帰りかけたら、あれっ」。ベレス二塁手が軽率プレーで後逸し、その瞬間にサヨナラ負け。藪は無安打、自責点0で敗戦投手となった。

 首脳陣の信頼を勝ち取り重要な場面での起用が続く中、この日も切れのある球で2番からの強力打線を2者連続凡退し、滑り出しは順調だった。だが「球場が狭いし、左打者にいい風が吹いていましたから」と慎重になり、4番ハワード、5番バレルに連続四球。それが失点につながった。1敗目を喫したときも同じ状況で二ゴロを打たせながら味方の守備ミスで負けており「2回ともああいう当たり。ついてないよなー」とため息をついた。(フィラデルフィア=水次祥子)